情報処理とは、既存の情報を加工することでより付加価値の高い情報を新たに生み出すことです。
情報処理学会設立時に、Information Processing を直訳して誕生した用語。
[分類と工程]
情報処理をする過程を分類すると以下の5つの工程を経ることになります。
収集:データを収集する。
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検証:データの正当性や真贋の検証。
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保存:データをデータベースなどに蓄積・保存。
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加工:データに付加価値を与え価値のある情報へと加工。
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発信:加工した情報をある一定の手段で内・外に発信。
[情報とデータの違い]
情報処理においてデータと情報は厳密には違うものとして扱われます。
ただし、情報の持つ意味が重要視されるため区別があまりされない場合が多い。
データ:ある事象をあらわす数値、文字列
情報:意味を持つデータ
データは客観的な値、情報は主観的な値となります。
情報を読むときは以上の工程がどうのような意図の元で情報が作成されたか、どんな意図を持って加工したかを考えながら読む事が重要です。
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