組織がどうのような資産を持ちどのようなリスクが内在するかを分析、評価して対応をすることが重要です。
[分類]
純粋リスクか投機リスクかに分かれる。
1.純粋リスク
損純粋リスクは単に危険なだけの見返りの無いのリスク。
・災害や事故などのように、統計的に把握しやすい
・したがって、保険でカバーしやすい
2.投機リスク
ある目的を達成させるために発生するリスク。マイナスだけでなく、プラスの可能性もある。
・新規事業、新製品開発など
[対応]
1.リスクファイナンス
「リスクの顕在化に備える資金面での対応」のこと、リスク保有とリスク移転という二通りの考え方がある。
1-1.リスク保有(受容)
リスクがあることを知っていながら特に対策をしないこと。
リスクが無視できるほど小さかったり、そのリスクに対応するためには莫大な費用がかかるため、
セキュリティインシデントが起こってしまったほうが安上がりという場合に採用される。
1-2.リスク移転
本来自己が負うべきリスクを誰か他の人に肩代わりしてもらうこと。
もっとも有名なリスク移転の形態は保険。
2.リスク最適化
資産を二つに分けてインシデントが起きても全滅を避ける方法。
本来一つあれば良い機械を故障時の対応用に二個三個と冗長的に持つ方法。
3.リスク回避
リスクから逃げてしまう、無視してしまう方法。
極端な方法なため社会的な責任や道義的な責任など他の重大なリスクへと発展してしまう。
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